旧御宿町歴史民俗資料館

旧御宿町歴史民俗資料館

民族資料館外観

歴史民俗資料館建設の由来

現今の社会変化は急激であり、長い間親しんできた生活用具や生業に関する用具は、生活様式の変化と産業様式の近代化から放置されつつある。
これらの民俗資料は、我々の祖先が粒々辛苦して創造し改良したもので、今日の生活を築いてくれた貴重な文化財である。これらの文化財を放置しておけば散逸し破壊され、再びその姿を見ることができなくなる恐れがある。
そこでこれらの文化財を収集し、永く保存するとともに教育資料として展示・活用することは有意義なことである。
(財)五倫文庫は所蔵図書の活用を図るため昭和45年、図書館建設運動をおこし、町内外から1,000万円余の寄附を集め、町に指定寄附をした。町ではこれを機に昭和50年3月歴史民俗資料館を建設し、民俗資料・歴史資料とともに五倫文庫を保存し展示することとなった。

当資料館は、令和5年3月31日(金)をもって閉館しました。詳細はこちらをご覧ください。

展示物と五倫文庫

民俗資料 五倫の書
暮らしを支え続けた機械化以前の手動式農具の数々や、御宿町上布施から出土した縄文土器を展示するとともに、御宿町ゆかりの文人・画家を紹介しています。
また、図書コーナーでは、寺子屋で使われた徳川時代の本や、世界各国の初等教育の教科書が広く集められています。
御宿町歴史民俗資料館には、財団法人五倫文庫から寄贈された世界の教科書が、収蔵されています。
なお、日本の教科書については、図書目録検索ができるようにデータベース化しています。
五倫文庫についての詳細は下記のリンクからご覧下さい。
 ◆ 五倫文庫と(財)五倫文庫について

担当課:教育課