御宿町のふるさと納税について

ふるさと納税の指定基準に適合する地方団体として指定されています。
御宿町は、総務大臣から「ふるさと納税」の対象となる地方団体として指定されました。総務大臣の指定により、御宿町へのふるさと納税は、所得税と個人住民税の控除対象となります。
指定期間
令和5年10月1日から令和6年9月30日まで

概要

◆基金の目的
寄附を通じた新たな住民参加の手法を構築し、多くの方々に町づくりの担い手になっていただきながら、新しい時代に対応し得る、活力ある協働のまちづくりを目指すことを目的としています。
◆基金の管理
活力あるふるさとづくり基金(御宿町ふるさと納税)に寄せられた現金は、金融機関へ預金して管理します。または、より確実で有利な方法がある場合は、その方法で管理します。
◆基金利子等基金運用益の処理
預金利子等は、御宿町一般会計に計上した後、活力あるふるさとづくり基金に繰り入れます。
◆事業の実施と基金の処分
活力あるふるさとづくり基金は、寄附金を募る際にあらかじめ御宿町が示している事業に充てる場合に限り、全部または一部を使うことができます。
◆寄附金の使いみち
お寄せいただいた寄附金は、以下に掲げる6つの施策の財源として活用し、いきいきとした特色ある地域づくりに役立てます。
 

寄附金の使いみち

①幻想の世界『月の沙漠の旅』づくり事業(環境・景観施策)

宿町は、童謡「月の沙漠」の発祥地としても知られ、広い砂浜に建てられたラクダ像は、一日を通じて様々な表情をもち、これまでも多くの人々を夢の世界へと導いてきました。人々の様々な想いがぎっしりと詰まった月の沙漠は豊かな 自然環境と共生しながら、変わらない姿で後世に引き継ぐことが求められます。豊かな緑に囲まれた碧い海と真っ白な砂浜は、自然が与えてくれた当町の貴重な財産です。
 こうした自然環境と、文化的財産のコラボレーションによって、御宿町に住む人、また訪れる人が、その空間の中で、それぞれの夢の旅を創造できるよう な、環境の保全、街並みの整備を進めて行くことが重要です。裸足で歩ける砂浜やいろいろな生物が生息できる里山の保全、また観光施設の維持管理や花の植栽など、常に努力を重ねてい るところですが、環境・景観施策は、一時的な取り組みでは意味がありません。多くの方々の理解と協力を得ながら、皆さんとともに、夢のある『月の沙漠の旅』を続けて行きたいと考えています。
 

②世界に発信『人類愛の輪』事業(史実の伝承)

~サン・フランシスコ号遭難救出の史実~

から400年ほど前の1609年に、スペインのガレオン船サン・フランシスコ号がヌエバエスパーニャ(現在のメキシコ合衆国、当時はスペインの植民地)に帰国途中、嵐に巻き込まれ田尻沖(御宿町岩和田地先)で座礁し、当時の岩和田村民が総出で乗組員373人の内317名を救出しました。その翌年徳川家康が船を鋳造し無事帰還させたという史実があります。この史実がきっかけとなり日本・スペイン・メキシコの交通発祥記念之碑が網代湾を一望できる丘の上に建てられたものです。
 こうした人類愛に満ちた先人たちの偉業は、御宿町民の誇りであり、メキシコ合衆国・アカプルコ市(S53)、テカマチャルコ市(H25)との姉妹都市提携が結ばれ、現在でもホームスティの受入れ等の交流をしているところです。町では、この素晴らしい歴史的・文化的財産を後世に語り継ぐことはもちろん、単に町の歴史的偉業に止めることなく、日本人の誇りとして、多くの方に伝承しながら、全国、そして世界へと発信していきたいと考えています。多くの方々にこの素晴らしい史実を知っていただき、交流の輪を広げ、人類愛に満ちた史実の伝承に取り組みます。
 

③夢を育む人にやさしいまちづくり事業(教育・福祉の充実)

来を担う子どもたちのための教育環境の充実をはじめ、少子高齢化の進展に伴う生涯学習環境の整備や地域ぐるみでの子育て支援など、教育と福祉が一体となった取り組みが強く求められています。 町ではこれまで、小・中学校校舎の整備をはじめ、放課後児童クラブの充実や各種の高齢者生きがいづくり支援など、幅広く事業を実施してきたところですが、依然として課題は多く、基金を活用しながら、未来を担う子どもたちが生き生きと学び、また住民が安心できる、よりきめの細かい教育・福祉の充実を図ります。

 

④活力があふれ賑わいを生むまちづくり事業(産業振興策の構築)

町でも第1次産業の後継者不足や、第3次産業においては近隣市町の大店舗等に購買人口が流出するなどの多くの課題について産業全体が打開策を模索しています。地域の特性を生かした産業の活性化や、地域資源の保全、環境整備を行うとともに、生産力の維持、向上、販路の拡大など御宿独自の付加価値をつけた産業振興策の構築や、産業間交流による連携を推進していきたいと考えています。 

 

⑤住民協働による豊かな暮らしと安全安心なまちづくり事業

かれ、わかりやすい町政運営、災害に強い安全安心なまちづくり、公共施設の安全で良好な管理運営には、町民の皆さんが行政運営に参加することが必要です。高齢化の進展と人口減少が進なか、地域住民同士が協力しながら、また、ボランティア等による地域の力を集結し、多くの町民の皆さんの参加により自助、共助の取り組みを行っています。小さな町だからこそできる行政と住民との協働によるまちづくりさらに進め、独自の魅力ある地域づくりや生活基盤を支える施設の維持管理、利便性を高める地域公共交通運行などを進めることにより、定住化促進や交流人口増加策を構築していきたいと考えています。

⑥その他目的達成のために町長が必要と認める事業

が重点的に取り組む事業に活用させていただきます。

 


 

担当課:企画財政課