町長室

町長室

元気あふれ、笑顔輝くまちを目指して

                                                     

  

新年あけましておめでとうございます。町民の皆様には、ご家族おそろいで輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。平素、町政への多大なご理解、ご協力をいただいておりますことに深く感謝を申し上げます。

 

さて、昨年10月には国政において衆議院議員総選挙が行われ、安倍政権の5年間にわたる経済政策「アベノミクス」による成果や「外的脅威」と急速に進む「少子高齢化」の二つの国難に立ち向かい、「この国を守り抜く」さまざまな政策が信任されました。日本の安全と未来を新政権に託されたものと認識しています。 昨年を振り返りますと、おんじゅく認定こども園を開園し、子育て支援の充実に取り組んで参りました。 国際交流事業として、メキシコの姉妹都市アカプルコ市やテカマチャルコ市から多くの皆様が来訪されるなど友好の絆を一層深めることができました。町民の皆様による文化活動も活発に行われ、野沢温泉村との姉妹都市提携20周年記念事業では、道祖神太鼓や尺八の公演が行われ、また本町から野沢温泉村にて「つるし雛手作り教室」を開催するなど、文化の里づくりを進めて参ります。

 

 町総合計画(前期基本計画)は順調に進捗し、平成30年度から平成34年度までの5ヶ年にわたる後期基本計画に入ります。重点施策として、第一に御宿駅エレベーター設置事業に引き続き取り組みます。また、地方創生事業として生涯活躍のまち(CCRC)構想を進め、町民の皆様が共に支え合う仕組みを作り地域の活性化を目指し、生涯にわたって安心して暮らせる町づくりを進めます。第二に、住民生活の基盤整備を図り、安心安全なまちづくりに向け消防施設の充実など防災対策をより強化し、防災行政無線のデジタル化を継続して実施します。第三に、観光をはじめ漁業、農業、商工業を振興し地域経済の活性化を図ります。中央国際高等学校の皆さんによる宿泊を伴う体験学習スクーリング事業の拡大に適切に対応するとともに、美しい海岸環境を活用してのライフセービングを始めとするビーチスポーツなど各大会の更なる充実と開催種目の拡大に力を注ぎます。東京オリンピック・パラリンピックを迎え、観光をはじめ交通施設の改善、スポーツの振興を目指します。漁業についてキンメ漁、イセエビ漁、アワビ増殖事業を進めその振興を図ります。農業について、営農組合設立を支援し、第6次産業化により町おこしを進めるとともに有害鳥獣対策の拡充を図ります。おんじゅくまちかどつるし雛めぐり事業については、商工会、観光協会、NPO法人、各団体などの協力による実行委員会方式で実施し活性化を図ります。各産業において後継者不足という厳しい環境にありますが、次代を担う人材育成に活路を開き人づくり仕事づくりを進めます。

 

 次に、子育てと教育については高校3年生までの医療費の無料化など子育て世帯の負担を軽減する制度をしっかりと継続するほか、教育施設の充実につとめ特色ある教育を進めます。また、文化の里づくりとして、公園施設の改善を進めるとともに、日本メキシコ学生交流プログラム事業を継続して実施します。教育・文化とともに産業の交流へと歩を進め、町の活力を喚起します。そのほか、月の沙漠、五倫文庫、天然記念物のミヤコタナゴなど特色ある文化を継承し、伝統文化の保存に努めます。まちづくりの課題は多くありますが、町民の皆様をはじめ町議会、ボランティア団体やNPO団体など、皆様のご理解とご協力をいただきながら町づくりを進めて参りますのでよろしくお願いを申し上げます。結びに、皆様の益々のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

                               御宿町長 石田 義廣

 

 

 

大海を越えて繋ぐ友好の絆
メキシコ合衆国テカマチャルコ市との姉妹都市協定 締結
1609年9月30日、スペイン船サン・フランシスコ号がメキシコに向かう途中荒天により岩和田沖で座礁しました。今でこそ世界中で言語、人種を超えて交流が行われていますが、当時の岩和田の人たちにとって、初めて見るであろう外国人の姿はどう映ったのでしょうか。恐怖や不安があったかもしれません。しかし、先人たちは人類愛の精神をもって、水難にあった乗務員を救助し、手厚く介抱したと伝えられています。
10月21日から30日までの10日間に渡り、11名からなるメキシコ友好親善使節団が派遣され、日西墨交流発祥の地である御宿町と、岩和田の人たちによって助けれらたメキシコの英雄ドン・ロドリゴ・デ・ビベロと縁の深いテカマチャルコ市との姉妹都市協定が現地時間の10月23日に締結されました。


400年以上の時を越えて テカマチャルコ市との絆
ドン・ロドリゴの生誕地であるテカマチャルコ市はメキシコ中部に位置し、人口約73,000人の農業、畜産業を中心産業とする都市です。市内にはドン・ロドリゴが埋葬されているサン・フランシスコ修道院(写真上)、遭難者を救助する人やガレオン船を型どった彫刻、テカマチャルコ―御宿姉妹都市通りがこの度、新たに整備され、サン・フランシスコ号が遭難し、岩和田村の人たちによって乗組員が助けられた9月30日を「御宿の日」と制定しています。
平成22年に行われたメキシコ友好親善使節団の表敬訪問、平成24年に行われたアカプルコ市プラサ・ハポン(日本の広場)に建設されたオベリスクの竣工・除幕式にあわせた訪問の際には、市長であるルベン・バルカサル氏を始め、多くの市民からの歓迎を受けました。また、平成24年に御宿で行われた絆記念式典時のバルカサル市長夫妻の来町、今年行われたテカマチャルコ市空手使節団の市長特使としての来町があり、このような交流を通じ、御宿町とテカマチャルコ市は友好の絆を深め、この度の締結へと繋がりました。
400年以上昔、先人たちが行なった偉業を風化させることなく後世に伝承させるため、また、両市町のみならず日本、メキシコ両国の交流発展の一助となるよう結ばれたこの協定の中には、教育、文化、スポーツ等の交流を中心に、将来的には産業、経済の交流を図っていくことがもりこまれています



調印書 御宿町長とテカマチャルコ市長

姉妹都市締結協定書

『日本国千葉県御宿町とメキシコ合衆国プエブラ州テカマチャルコ市は、住民間の文化・教育・芸術・スポーツ・環境・経済などの相互交流を通じ、両自治体が長年にわたり培ってきた篤い友好の絆に基づき、更なる相互理解と友好関係を強化し、熱意をもって日本国とメキシコ合衆国の友好関係への貢献を願い、幅広い分野における姉妹都市関係を結ぶべく、姉妹都市協定に署名する。

  2013年10月23日

 メキシコ合衆国プエブラ州テカマチャルコ市にて』

 

文化が繋ぐ友好の絆

アカプルコ市が9月中旬に熱帯暴風雨による大洪水に襲われ、家屋や自動車の水没等大きな被害を受けました。町から被害に対する見舞いと今後の防災への備えとして防災図書を贈りました。
また、御宿の文化の1つである「つるし雛飾り」が今回の訪問の際に「御宿アミーゴ会」の皆さんから贈られ、大変喜ばれました。アカプルコ市からは華やかな民族衣装が御宿町に贈られました。互いの文化に触れることは、相手を理解し、友好を深めるための手段の1つです。町では、相互の文化交流を図るため、今月17日に行われたスペインコンサートに続き、来年1月にメキシココンサートの実施を予定しています。



アカプルコ市表敬訪問


姉妹都市協定締結
メキシコ友好親善使節団親善交流レポート vol1 御宿町長 石田義廣

メキシコ友好親善使節団11名は、10月21日午前10時30分、旅の安全祈願を終え、成田国際空港へ。午後3時25分出発予定のアエロメヒコ057便は、天候の具合で遅れ、5時に成田国際空港を離陸、一路メキシコへ。日本とメキシコでは14時間の時差があるため、12時間飛行し、同日午後3時にメキシコシティ国際空港へ直陸し、ホテルへ直行する。
翌22日、午前中に在墨日本大使館目賀田周一郎全権大使を表敬訪問し、この度のテカマチャルコ市との姉妹都市協定の締結に係るご支援など感謝を申し上げ、およそ1時間の懇談後、テカマチャルコ市に向かう。
テカマチャルコ市はメキシコ国中部、首都メキシコシティからバスでメキシコ湾方向に3時間程のところにあります。夕刻、小雨の中、テカマチャルコ市に入り、1,000名からなる市民の大歓迎を受け、市役所前、ソカロ広場にて歓迎レセプションが挙行されました。日本・メキシコ両国歌の演奏に始まり、協定締結に対する「喜びの詩」の朗読、先住民の踊りやマリアッチなど音楽祭に彩られました。また遭難した人々を救助する人ガレオン船を型どった彫刻像・エルマーノ(兄弟愛)の除幕があり、最後に両市町の長より、救助の際、御宿村民が発揮した、温かさと思いやりの心をもって互いに将来の発展を期する決意に満ちたあいさつがありました。
翌23日には、ドン・ロドリゴ・デ・ビべロ・イ・アベルサが眠る16世紀初頭に建築されたサンフランシスコ修道院の建築学上の説明、ご案内があり、後に200m程の小道を「テカマチャルコ―御宿姉妹都市通り」として整備し、命名され、使節団の皆さんがルベン・バルカサル市長と共に歩みました。夕刻、サンフランシスコ修道院の前庭において姉妹都市協定締結の調印式が行われました。400名および市民に及び関係者の出席のもと、在墨日本大使館山内弘志公使、テカマチャルコ市から、現ルベン・バルカサル市長、次期イネス・ポンセ市長(現市長の任期は、2014年2月までのため、すでに次期市長が内定)、ホセ・アントニオ・ガリドテカマチャルコ工科大学長、御宿町から、私と中村俊六朗議会議長、土屋武彌国際交流協会会長がサインしました。御宿アミーゴ会の皆さんが創作した「つるし雛飾り」が市長はじめ市民の皆様に大きな感動を与え、サンフランシスコ修道院に飾られました。
さらに、この度のメキシコ国訪問では、アカプルコ市庁を訪れ、市民の皆様と友好を深め、昨年7月に竣工した「日墨友好の碑」の前で互いの交流発展を誓いました。観光的見地からテオティワカン遺跡など多くメキシコ文化に触れ、日墨学院や、メキシコ国文部科学省を訪れました。文部化化学省では、ホセ・アントニオ・ガリドテカマチャルコ工科大学長とともに、国際関係部副局長ガブリエラ・コンシア氏にお会いし、今後の青年交流について、日本・メキシコ友好基金の活用による財政支援をお願い致しました。
この度の協定締結を振り返り、1609年の史実の主人公、ドン・ロドリゴ・デ・ビベロ・イ・アベルサの生誕地であります、テカマチャルコ市と、この歴史的出来事の発祥の地であり、日本・メキシコ交流の発端の地である御宿町の縁結びは、両市町のみならず、日本・メキシコ両国の交流、平和の維持発展に大きく寄与するものと確信します。
最後に、調印式をはじめ、各関係機関訪問に際し、ご同行いただき、ご支援をいただきました東信行氏をはじめ日墨協会の皆様に心から感謝を申し上げ報告とさせていただきます。


 





「家康公の時計」贈呈式
平成26年7月2日、御宿と静岡をつなぐ「家康公の時計」贈呈式が御宿町役場にて行われました。
贈呈式には、静岡県静岡市の久能山東照宮宮司落合偉洲氏、静岡県商工会議所会頭後藤康雄氏の他11名が出席しました。
静岡商工会議所では、2015年徳川家康公顕彰400年記念事業として、久能山東照宮に保管されている「家康公の時計」記念レプリカを製作し、静岡商工会議所より御宿町に寄贈されました。


  

1609(慶長14)年9月メキシコ(当時スペイン領)へ向かうスペイン船サン・フランシスコ号が御宿町沖で座礁した際、地元村民総出の救援によって、乗務員373人のうち317人の命が救われました。
遭難者の中には、前フィリンピン(当時スペイン領)臨時総督であったロドリゴ・デ・ビベロが含まれておりビベロを含む乗務員は当時の大多喜城主本多忠朝の歓待を受けた後、駿府城の徳川家康公に謁見しました。
家康公はビベロら乗務員の日本での滞在に便宜を与えるとともに帰国のため必要な帆船を三浦按針(ウィリアム・アダムス)に建造させ提供し、これにより一行は無事に帰国しました。
この件に関し1611年(慶長16年)スペイン国王フェリペ3世からの答礼使としてセバスチャン・ビスカイーノが日本を訪れ、家康公を表敬訪問しスペイン国王からの贈り物を届けました。その中に含まれていたのが「洋時計」です。


この「洋時計」は、スペイン国王に仕えた時計師、ハンス・デ・エバロが1581年に製作したもので、家康公はこの「洋時計」を大変気に入り部屋に飾っていたと伝わっています。家康公の没後は久能山東照宮(静岡県)に神宝として納められました。
展示の「家康公の時計」は、静岡商工会議所が製作し御宿町に寄贈された復刻品です。
私たちの祖先の成した博愛精神に満ちた行動は御宿町民の誇りであり、この史実が永く後世に語り伝えられることを望みます。

 

公務日誌 平成29年9月10月11月

交際費  平成29年9月10月11月

平成29年度 メキシコ友好親善使節団行程報告

【問い合わせ先】総務課 0470-68-2511

担当課:総務課

ライフシーン別検索