町長室

町長室

御宿町長 石田 義廣

平成31年新年のごあいさつ  
 新年あけましておめでとうございます。町民の皆様には、ご家族おそろいで輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。平素、町政への多大なご理解ご協力をいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。

 昨年を振り返りますと、生涯活躍のまち・おんじゅく(CCRC構想)が地域再生計画の認定を受け、スタートしました。
 また、御宿駅利用客の増を目指し駅前駐車場をリニューアルし、地域公共交通として活躍するエビアミー号に、新車両を導入し位置情報配信サービスを行うなど、利便性を高めました。
 防災対策として、防災行政無線のデジタル化、防災行政メール配信サービス等、情報伝達手段の多様化を図りました。また、消防団本部の指揮車の更新、分団詰所の消防施設の設計業務に取りかかりました。
 産業の振興について、ビーチスポーツイベントの拡充を図り、ライフセービングでは合宿等を含め5500泊程度の実績となり、5000万円を超える経済効果がありました。ビーチバレーボールでは、参加者数は3000名を超え、国内最大級の大会へと成長しました。
 また、中央国際高等学校の生徒の皆さんによるスクーリング事業は順調に伸びつつあり、海山の美しい自然を体験し、実りある事業が広く展開されました。延べ宿泊数7000泊を超える事業に発展し、地域経済を支えています。
 また、安心安全な海水浴場を創出するため、「離岸流検知システムの開発」に参加しました。当事業は世界で初めての研究に取り組むもので、御宿町とコニカミノルタジャパン、日本ライフセービング協会、中央大学などの産官学による共同事業として、実証実験が行われています。事業の成功は世界のビーチに、より安全な海岸環境を提供することになり、広く注目されています。
 本年は、生涯活躍のまち・おんじゅくでは、事業者を対象にセミナーを行うなど、介護事業者の誘致施策を実施し、医療介護対策の充実を目指します。
 懸案となっています御宿駅へのエレベーター設置事業については、粘り強く協議を進めます。
 教育環境の整備では、小中学校のエアコンの設置について、平成31年度内の完成を目指します。
 観光をはじめ漁業、農業、商工業の振興強化に努め、さらなる地域経済の活性化を図ります。
 ビーチスポーツイベントを充実し、観光客誘致を図ると共に、オリンピックに向けてビーチバレーボール・ルナカップ(ジャパンツアーに準ずる大会)の誘致を検討し、サーフィン競技に係る事前キャンプ等について関係機関と協議を進めて参ります。メキシコ、スペインをはじめとする、インバウンド観光にも取り組んで参ります。
 おんじゅくまちかどつるし雛めぐり事業について、実行委員会方式により2年目となりますが、商工会をはじめ各団体と密接に連携し拡充を図って参ります。
 昨年は”日本メキシコ学生交流プログラム“について、皆様にご心配をおかけしましたが、千葉工業大学の多大なご支援をいただき成功裡に終了できました。今年は、姉妹都市を含め実施形態について総合的に検討を重ねて参ります。
 今、地域おこし協力隊の皆さんが活躍し、御宿町に若い人が多く集まり様々な活動をしています。
 高校生の皆さんによるスクーリングの集い、ライフセービング大会における学生の集い、ビーチバレーボール大会における若者や家族の集い、恒例化しつつあるサーフィン大会、NPO法人おんじゅくDE元気が主催するオーシャントレイルレースやオーシャンスイムレースにみる躍動感あふれる若者の集い、御宿町は、高齢化率の高い中、若者も共に集うまちを目指し動き出しました。
 まちづくりの課題は多くありますが、議会をはじめ広く町民の皆様のご意見をいただきながら、「笑顔と夢が膨らむまち」に邁進します。 結びに、皆様の益々のご健勝ご多幸を心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

 

 

公務日誌 平成30年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月

交際費 平成30年度

 

 

大海を越えて繋ぐ友好の絆


メキシコ合衆国テカマチャルコ市との姉妹都市協定 締結
1609年9月30日、スペイン船サン・フランシスコ号がメキシコに向かう途中荒天により岩和田沖で座礁しました。今でこそ世界中で言語、人種を超えて交流が行われていますが、当時の岩和田の人たちにとって、初めて見るであろう外国人の姿はどう映ったのでしょうか。恐怖や不安があったかもしれません。しかし、先人たちは人類愛の精神をもって、水難にあった乗務員を救助し、手厚く介抱したと伝えられています。
10月21日から30日までの10日間に渡り、11名からなるメキシコ友好親善使節団が派遣され、日西墨交流発祥の地である御宿町と、岩和田の人たちによって助けれらたメキシコの英雄ドン・ロドリゴ・デ・ビベロと縁の深いテカマチャルコ市との姉妹都市協定が現地時間の10月23日に締結されました。


400年以上の時を越えて テカマチャルコ市との絆
ドン・ロドリゴの生誕地であるテカマチャルコ市はメキシコ中部に位置し、人口約73,000人の農業、畜産業を中心産業とする都市です。市内にはドン・ロドリゴが埋葬されているサン・フランシスコ修道院(写真上)、遭難者を救助する人やガレオン船を型どった彫刻、テカマチャルコ―御宿姉妹都市通りがこの度、新たに整備され、サン・フランシスコ号が遭難し、岩和田村の人たちによって乗組員が助けられた9月30日を「御宿の日」と制定しています。
平成22年に行われたメキシコ友好親善使節団の表敬訪問、平成24年に行われたアカプルコ市プラサ・ハポン(日本の広場)に建設されたオベリスクの竣工・除幕式にあわせた訪問の際には、市長であるルベン・バルカサル氏を始め、多くの市民からの歓迎を受けました。また、平成24年に御宿で行われた絆記念式典時のバルカサル市長夫妻の来町、今年行われたテカマチャルコ市空手使節団の市長特使としての来町があり、このような交流を通じ、御宿町とテカマチャルコ市は友好の絆を深め、この度の締結へと繋がりました。
400年以上昔、先人たちが行なった偉業を風化させることなく後世に伝承させるため、また、両市町のみならず日本、メキシコ両国の交流発展の一助となるよう結ばれたこの協定の中には、教育、文化、スポーツ等の交流を中心に、将来的には産業、経済の交流を図っていくことがもりこまれています



調印書 御宿町長とテカマチャルコ市長

姉妹都市締結協定書

『日本国千葉県御宿町とメキシコ合衆国プエブラ州テカマチャルコ市は、住民間の文化・教育・芸術・スポーツ・環境・経済などの相互交流を通じ、両自治体が長年にわたり培ってきた篤い友好の絆に基づき、更なる相互理解と友好関係を強化し、熱意をもって日本国とメキシコ合衆国の友好関係への貢献を願い、幅広い分野における姉妹都市関係を結ぶべく、姉妹都市協定に署名する。

  2013年10月23日

 メキシコ合衆国プエブラ州テカマチャルコ市にて』

 

文化が繋ぐ友好の絆

アカプルコ市が9月中旬に熱帯暴風雨による大洪水に襲われ、家屋や自動車の水没等大きな被害を受けました。町から被害に対する見舞いと今後の防災への備えとして防災図書を贈りました。
また、御宿の文化の1つである「つるし雛飾り」が今回の訪問の際に「御宿アミーゴ会」の皆さんから贈られ、大変喜ばれました。アカプルコ市からは華やかな民族衣装が御宿町に贈られました。互いの文化に触れることは、相手を理解し、友好を深めるための手段の1つです。町では、相互の文化交流を図るため、今月17日に行われたスペインコンサートに続き、来年1月にメキシココンサートの実施を予定しています。



アカプルコ市表敬訪問


姉妹都市協定締結
メキシコ友好親善使節団親善交流レポート vol1 御宿町長 石田義廣

メキシコ友好親善使節団11名は、10月21日午前10時30分、旅の安全祈願を終え、成田国際空港へ。午後3時25分出発予定のアエロメヒコ057便は、天候の具合で遅れ、5時に成田国際空港を離陸、一路メキシコへ。日本とメキシコでは14時間の時差があるため、12時間飛行し、同日午後3時にメキシコシティ国際空港へ直陸し、ホテルへ直行する。
翌22日、午前中に在墨日本大使館目賀田周一郎全権大使を表敬訪問し、この度のテカマチャルコ市との姉妹都市協定の締結に係るご支援など感謝を申し上げ、およそ1時間の懇談後、テカマチャルコ市に向かう。
テカマチャルコ市はメキシコ国中部、首都メキシコシティからバスでメキシコ湾方向に3時間程のところにあります。夕刻、小雨の中、テカマチャルコ市に入り、1,000名からなる市民の大歓迎を受け、市役所前、ソカロ広場にて歓迎レセプションが挙行されました。日本・メキシコ両国歌の演奏に始まり、協定締結に対する「喜びの詩」の朗読、先住民の踊りやマリアッチなど音楽祭に彩られました。また遭難した人々を救助する人ガレオン船を型どった彫刻像・エルマーノ(兄弟愛)の除幕があり、最後に両市町の長より、救助の際、御宿村民が発揮した、温かさと思いやりの心をもって互いに将来の発展を期する決意に満ちたあいさつがありました。
翌23日には、ドン・ロドリゴ・デ・ビべロ・イ・アベルサが眠る16世紀初頭に建築されたサンフランシスコ修道院の建築学上の説明、ご案内があり、後に200m程の小道を「テカマチャルコ―御宿姉妹都市通り」として整備し、命名され、使節団の皆さんがルベン・バルカサル市長と共に歩みました。夕刻、サンフランシスコ修道院の前庭において姉妹都市協定締結の調印式が行われました。400名および市民に及び関係者の出席のもと、在墨日本大使館山内弘志公使、テカマチャルコ市から、現ルベン・バルカサル市長、次期イネス・ポンセ市長(現市長の任期は、2014年2月までのため、すでに次期市長が内定)、ホセ・アントニオ・ガリドテカマチャルコ工科大学長、御宿町から、私と中村俊六朗議会議長、土屋武彌国際交流協会会長がサインしました。御宿アミーゴ会の皆さんが創作した「つるし雛飾り」が市長はじめ市民の皆様に大きな感動を与え、サンフランシスコ修道院に飾られました。
さらに、この度のメキシコ国訪問では、アカプルコ市庁を訪れ、市民の皆様と友好を深め、昨年7月に竣工した「日墨友好の碑」の前で互いの交流発展を誓いました。観光的見地からテオティワカン遺跡など多くメキシコ文化に触れ、日墨学院や、メキシコ国文部科学省を訪れました。文部化化学省では、ホセ・アントニオ・ガリドテカマチャルコ工科大学長とともに、国際関係部副局長ガブリエラ・コンシア氏にお会いし、今後の青年交流について、日本・メキシコ友好基金の活用による財政支援をお願い致しました。
この度の協定締結を振り返り、1609年の史実の主人公、ドン・ロドリゴ・デ・ビベロ・イ・アベルサの生誕地であります、テカマチャルコ市と、この歴史的出来事の発祥の地であり、日本・メキシコ交流の発端の地である御宿町の縁結びは、両市町のみならず、日本・メキシコ両国の交流、平和の維持発展に大きく寄与するものと確信します。
最後に、調印式をはじめ、各関係機関訪問に際し、ご同行いただき、ご支援をいただきました東信行氏をはじめ日墨協会の皆様に心から感謝を申し上げ報告とさせていただきます。


 





「家康公の時計」贈呈式
平成26年7月2日、御宿と静岡をつなぐ「家康公の時計」贈呈式が御宿町役場にて行われました。
贈呈式には、静岡県静岡市の久能山東照宮宮司落合偉洲氏、静岡県商工会議所会頭後藤康雄氏の他11名が出席しました。
静岡商工会議所では、2015年徳川家康公顕彰400年記念事業として、久能山東照宮に保管されている「家康公の時計」記念レプリカを製作し、静岡商工会議所より御宿町に寄贈されました。


  

1609(慶長14)年9月メキシコ(当時スペイン領)へ向かうスペイン船サン・フランシスコ号が御宿町沖で座礁した際、地元村民総出の救援によって、乗務員373人のうち317人の命が救われました。
遭難者の中には、前フィリンピン(当時スペイン領)臨時総督であったロドリゴ・デ・ビベロが含まれておりビベロを含む乗務員は当時の大多喜城主本多忠朝の歓待を受けた後、駿府城の徳川家康公に謁見しました。
家康公はビベロら乗務員の日本での滞在に便宜を与えるとともに帰国のため必要な帆船を三浦按針(ウィリアム・アダムス)に建造させ提供し、これにより一行は無事に帰国しました。
この件に関し1611年(慶長16年)スペイン国王フェリペ3世からの答礼使としてセバスチャン・ビスカイーノが日本を訪れ、家康公を表敬訪問しスペイン国王からの贈り物を届けました。その中に含まれていたのが「洋時計」です。


この「洋時計」は、スペイン国王に仕えた時計師、ハンス・デ・エバロが1581年に製作したもので、家康公はこの「洋時計」を大変気に入り部屋に飾っていたと伝わっています。家康公の没後は久能山東照宮(静岡県)に神宝として納められました。
展示の「家康公の時計」は、静岡商工会議所が製作し御宿町に寄贈された復刻品です。
私たちの祖先の成した博愛精神に満ちた行動は御宿町民の誇りであり、この史実が永く後世に語り伝えられることを望みます。

 

 

平成29年度 メキシコ友好親善使節団行程報告

【問い合わせ先】総務課 0470-68-2511

担当課:総務課

ライフシーン別検索